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Writer
千葉 徳義

海外製品の難しさ

健康ホームの千葉です。

今回は玄関ドアのメンテナンスについてです。

会社の近所のお宅より玄関ドアについて相談を頂きました。

外国製の玄関ドアなのですが白い枠にドアが擦れて開閉が重たい感じです。

どうもドアを支えている上部の丁番がドアの木製の枠から浮いて隙間が

生じていることで傾きが生じている模様。

 

 

良く見ると丁番の合わせ部分に隙間が生じており、これが原因かもしれません。

丁番を交換しようと思いましたが外国製のため、直ぐには入手出来ないことが判明。

 

 

しかも国内の丁番と比べてみるとビス穴の数は同じですが、

穴の位置に違いがあり、すんなりとは交換できなさそうです。

今回はお客様からあまり費用は掛けずに直して欲しいとのご要望でしたので

大工さんに相談したところ下部の丁番は大丈夫そうなので、丁番の上下を

入れ替えて取り付けてみようとのことになりました。

 

 

丁番を外してみて驚いたのは使用されているビスの長さが短いこと。

 

 

木製のドアはとても重く、重量があるのに使用されているビスの長さは20mm程の長さしかありません。

これでは重たい玄関ドアを支え続けるには短すぎるので、ビス自体も長い物に交換して取付しました。

 

 

重たいドアなので二人がかりでの作業です。

元々のビスは丁番と同じ金色なのですが、金色の長いビスはないので

銀色になりますがドアが閉まれば隠れて目立つことも無いのでお客様の了承のもと

ステンレス製の長いビスを使用して取付ました。

 

 

上下の丁番を交換したところ、不具合は解消され開閉に支障は無くなりました。

本来は海外より丁番を輸入して交換するのが一番良いのですが、お客様のご要望もあり、

ちょっとした工夫で直すことが出来ました。

海外の製品はデザインなどの点で人気もあるのですが、今回のようにメンテナンスを

行う時に保守部品の入手などで時間が掛かったり、国内の部品と互換性がなかったり

するので使用する時は注意が必要ですね。

 

 

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