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性能の高い家の証しですね

寒いこの時期、近代ホームの家の中は暖かくて快適ですが、一つだけちょっと
困ったことが起こります。

冬の季節は気温が下がり、寒くなると共に湿度も下がって空気はカラカラに乾燥します。

すると暖かい家の中は屋外よりも湿度が下がり、家の中は屋外以上に乾燥してしまいます。

特に気密性能の優れた、高気密高断熱の住宅であればある程、家の中が乾燥しやすいのです。

何故か???

現代の住宅は家の外の空気を常に取り入れ(給気と言います)、2時間に1回の割合で
家の中の空気が入れ替わるように造られています。
(建築の法律で決まっているのです)

外の乾燥して冷えた空気を家の中に取り入れるのですが、家の中は暖房しているので、
外から家の中に取り入れた冷たい空気は家の中に入ると暖められて膨張します。

すると空気は暖められて膨張すると体積は増えるのですが、その空気に含まれている
湿気(水分)の量は元々変わらないので、膨張して体積が増えた分だけ含まれていた
湿気は薄くなると同時に、家の大きさは変わりませんから、入った分だけ家の中の空気は
排出(排気と言います)されます。

そうするとどうでしょう、前述したように今の家は換気により2時間で1回家の中の空気が
入れ替わるように造られていますから・・・

1、外の空気が家の中に入る
    ↓
2、入った空気が膨張する
    ↓
3、膨張すると共に水分が薄くなる(乾燥する)
    ↓
4、入った分だけ家の中の空気が外に出される
    ↓
1、外の空気が家の中に入る    
    ↓
2、入った空気が膨張する
    ↓
3、膨張すると水分が薄くなる(乾燥する)
    ↓
4、入った分だけ家の中の空気が外に出される
    ↓
    ↓
    ↓
    ↓
    ↓
これがずーっと連続して行われる。

そうです!勘の良い方なら気付かれたかも知れませんが、結果的に2時間経つと家の中の
空気が全て入れ替わると共に、暖められて膨張し湿度が下がった空気によって家の中が
満たされてしまうのです。

この時、従来の家のように家のあちこち(窓ガラスやドア、天井や床、壁等)に隙間が
あると、外は乾燥しているとはいえ、外の空気と湿気が隙間風と共に家の中に入り、
部屋は寒くなると共に湿気も入り、ある程度は湿気が補充されます。

でも、高気密高断熱住宅の場合、この「隙間」が無いように造られているので、
外からの隙間風が入り寒くならないと共に、湿気も外から入り込まないので家の中
が確実に外よりも乾燥する訳です。

特に気密性能が高くなるようにしっかりと施工された家である程、顕著にあらわれます。

つまり家の中が外よりも湿度が低く乾燥し易いのは、高気密高断熱の性能の高い「証」なのです。

意外にも住んでいると乾燥に体が慣れてしまう方もいらっしゃいますが、それでも多くの方が
「乾燥しやすい・・・」と感じられていらっしゃるようです。

加湿器の使用で湿度が上がると、同じ温度でも暖かく感じられると共に、今の時期は
インフルエンザのウィルスは乾燥により増殖をするので、インフルエンザの罹患防止
も兼ねて加湿機の使用をされる方が良いと思います。

我が家でもご覧の通り新築時から加湿器を導入し活躍をしております。

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1階と2階それぞれに1台ずつ稼働させ、湿度50%位になるようにしています。