ちょっとした段差でも危ないです
最近リフォームの相談を受けましたとある物件についてご紹介です。
マンションで床に絨毯が敷かれているのですが、今回はその絨毯敷きの
床をフローリングに貼り換えて欲しいとのご要望を頂きました。
そのご要望にプラスして、廊下から各部屋のドアの下に設置されている
ステンレス製の沓摺りを床のリフォームに併せて撤去して欲しいとの事。
僅かに絨毯よりも高さがあるようなので計ってみると約1cm程出ているようです。
ご高齢のご両親がお住まいになられているため、そのようなわずかな段差でも
生活をする中ではつまずいて転倒する危険があるので撤去して欲しいそうです。
歳を重ねるごとに若い人ほど歩行する時に足が上がり難くなり、ちょっとした
段差でも足先が引っ掛かり、転倒して骨折などのケガに繋がってしまいます。
普段何気なく当たり前のように過ごしている自分達には、この段差がいかに危険か
その重要性を忘れがちですが、これこそがバリアフリーなのであると思いました。